「私の履歴書」登場者
自分の出身校、両親や親戚、子供の関係した学校の出身者を探してみましょう。
たとえば、東京芸術大学にはソニーの大賀典雄、東北大学にトヨタ自動車の豊田章一郎(名古屋大学も卒業)、東京工業大学には日中友好協会会長の孫平化などが見つかります。
思いがけない人の名を発見すること間違いありません。
東京大学が突出していて200名以上、次いで小学校が70名以上、慶応大学60名以上、京都大学、早稲田大学が50名以上、次いで東京芸術大学、一橋大学の順になっています(なお、ここには旧制高校時代や合併などにより現在の大学名になった場合も含みます)。
慶応大学は経済人が多い。経済人を多く出している大学は、一橋大学、神戸大学、関西学院大学、大阪市立大学でした。
早稲田大学は政治家や文化人などが多く見受けられます。
東京大学は政治家、官僚、教育者など各分野のリーダーが万遍なく揃い、京都大学は学者・教育者を多く輩出しています。
各職業分野に分散しているのは、大阪大学、明治大学、立命館大学、九州大学、同志社大学でした。
今回は割愛させていただきました。拙著の『ビジネスは【私の履歴書】が教えてくれた』(中央公論事業出版)には一覧表に経済人だけですが、まとめてあります。