美女と才女
高峰秀子  
女優・歌手・エッセイスト
生年月日1924年3月27日

女優、歌手、エッセイスト。 子役から大人の女優へ成長、戦前・戦後を通じて半世紀にわたり日本映画界で活躍した女優の1人。1929年(昭和4年)に松竹蒲田撮影所で子役デビューし、天才子役スターとして活躍。ハリウッドの名子役シャーリー・テンプルとも比較されるほどの天才子役ぶりで名を馳せた。
その後東宝、新東宝を経てフリーとなる。木下惠介、成瀬巳喜男監督作品に常連出演したほか、小津安二郎、豊田四郎、稲垣浩、五所平之助など日本映画界を彩る巨匠監督の名作に数多く出演した。1979年(昭和54年)に女優を引退し、その後はエッセイストとして活動。主な出演作品に『カルメン故郷に帰る』『二十四の瞳』『浮雲』など。著書に自伝『わたしの渡世日記』など。夫は映画監督の松山善三。

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*高峰秀子さん(8つ年上)「わたし、芝居の人嫌いなんだな。なんか気を入れすぎちゃって!」という。理由を聞くと、「映画ってさ、パズルみたいなもので、いろいろなシーンから撮るからね。芝居の人は幕が開くと序幕から二幕、三幕と順にやるけれども、映画っていうものは、もしかするとラストシーンから始める。だから、気持ちの入れ方だって、ちゃんと初めから計算しておかないとね。舞台の人は、映画俳優のことをなんかちょっと低く見るけど、舞台の人より映画俳優の方がしんどいよ」。

*女優の性格
1)「女優」は「女」とは違う。例えば、衣装合わせをする場合、監督が「この役だからこの衣装だ」というと、「私その柄が気に入らない。私の好み、こっち」というのが女優。人の迷惑を考えずに自己主張をしていく。いい意味でわがまま放題です。だから、いくら女優として魅力的であっても、女性としては魅力的ではなくなってしまう。こういうのを見ていると女優さんは、やはり別の生き物のような気がします。
2)名女優といわれる人は、小さな幸せ、小さな家族、それは求めないです。かっての杉村春子さんや山田五十鈴さんにしてもそう。家庭生活と女優の生活というのはやっぱり違う。身近にいる女優を見ていると、子供を産んだ後でまだ女優を続けると、母親の目になる。

*私(吉田)はエッセイスト・高峰秀子さんの文章が大好きです。「私の梅原龍三郎」「わたしの渡世日記」「にんげん蚤の市」「にんげんのおへそ」「人情話 松太郎」「おいしい人間」「にんげん住所録」など彼女の作品はほとんど読んでいます。歯切れの良い文章である上、文章にリズムがあって語彙が豊富で、人情の機微を的確に捉えておられますから手本にしたいと思っているのです。驚くのは彼女の頭の良さは勿論ですが、登場してくる超一流の人たちからデコちゃんが深く信頼され奥様からも愛され親しまれている点です。それは、家庭や人物の内部まで踏み込んだ人物描写ができるのだと痛感しました。彼女の人柄が相手の胸襟を開かせ自由に泳がせてくれているのだと思いました。彼女の文章を見て彼女の人柄を表している感じを強く持ったのでした。

たかみね ひでこ
高峰 秀子
高峰 秀子
本名 松山 秀子(まつやま ひでこ)
生年月日 (1924-03-27) 1924年3月27日
没年月日 (2010-12-28) 2010年12月28日(86歳没)
出生地 日本の旗 日本北海道函館市[1]
死没地 日本の旗 日本東京都渋谷区
身長 158cm[2]
職業 女優歌手エッセイスト
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1929年 - 2010年
活動内容 1929年松竹蒲田撮影所で映画デビュー
1937年東宝に移籍
1946年新東宝に移籍
1950年:フリーとなる
1955年松山善三と結婚
1979年:引退
配偶者 松山善三(映画監督)[1]
著名な家族 養女:斎藤明美(ライター)
主な作品
映画
綴方教室
カルメン故郷に帰る[1]
二十四の瞳[1]
浮雲[1]
喜びも悲しみも幾歳月
張込み
名もなく貧しく美しく
衝動殺人 息子よ
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高峰 秀子(たかみね ひでこ、1924年3月27日 - 2010年12月28日[1])は、日本女優歌手エッセイスト。本名は松山 秀子(まつやま ひでこ)、旧姓は平山(ひらやま)。愛称は「デコちゃん」。

子役から大人の女優へ成長、戦前・戦後を通じて半世紀にわたり日本映画界で活躍した女優の1人。1929年(昭和4年)に松竹蒲田撮影所で子役デビューし、天才子役スターとして活躍。ハリウッドの名子役シャーリー・テンプルとも比較されるほどの天才子役ぶりで名を馳せた。その後東宝新東宝を経てフリーとなる。木下惠介成瀬巳喜男監督作品に常連出演したほか、小津安二郎豊田四郎稲垣浩五所平之助など日本映画界を彩る巨匠監督の名作に数多く出演した。1979年(昭和54年)に女優を引退し、その後はエッセイストとして活動。主な出演作品に『カルメン故郷に帰る』『二十四の瞳』『浮雲』など。著書に自伝『わたしの渡世日記』など。夫は映画監督の松山善三

  1. ^ a b c d e f 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.12.
  2. ^ 川本三郎『君美わしく 戦後日本映画女優讃』、文藝春秋、2000年、p.30
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