美女と才女
山田五十鈴  
女優
生年月日1917年2月05日

優れた演技力で数多くの名作に出演した。1960年代以降は舞台女優として活動し、水谷八重子、杉村春子とともに「三大女優」と呼ばれた。また、テレビドラマ『必殺シリーズ』では女元締のおとわを演じて人気を得た。2000年(平成12年)に女優として初めての文化勲章を受章した(ただし、受章辞退者を含めれば杉村春子が初)。これまでに月田一郎、滝村和男、加藤嘉、下元勉との結婚歴がある。女優の嵯峨三智子は月田との間に生まれた娘である。

小説家であり劇作家の川口松太郎は芸能界を良く知った大御所であるが、山田五十鈴について次のように書いている。
山田五十鈴は常に恋愛を楽しみ男から男へ放縦な生活を繰り返しているように思われているが、それは大違いだ。なるほど幾度か結婚してそれに破れ、愛人との愛の巣を営んでは失敗し、その度ごとにゴシップの種になり、世人には「またか」と思わせている。然しこんなことは女優さんの日常茶飯事と言っていいほど、珍しくも何ともない。山田よりももっと激しく恋愛しもっと数多い恋愛遍歴を経ていながら世間へは一向に聞こえず週刊誌の材料にもならず、知らぬ顔に口を拭いているものがどれほど多いか。それに比べると、山田の恋愛は公表してはばからない。よくいえば馬鹿正直だが彼女は人をも自分をも偽ることのできない人間だ、と。

やまだ いすず
山田五十鈴
山田五十鈴
1937年
本名 山田 美津(やまだ みつ)
生年月日 (1917-02-05) 1917年2月5日
没年月日 (2012-07-09) 2012年7月9日(95歳没)
出生地 日本の旗 日本 大阪府大阪市南区千年町(現在の同府中央区
死没地 日本の旗 日本 東京都稲城市
血液型 A型
職業 女優歌手
ジャンル 舞踊演劇歌謡劇映画時代劇現代劇サイレント映画トーキー)、テレビドラマ
活動期間 1930年 - 2002年
活動内容 1930年:日活太秦撮影所に入社、映画デビュー
1934年:第一映画社に参加
1938年東宝映画に移籍
1962年:東宝演劇部と契約
2000年文化勲章受章
配偶者 月田一郎(1936年頃 - 1942年)
滝村和男(1942年 - 1943年)
加藤嘉(1950年 - 1954年)
下元勉(1954年 - 後に解消)
著名な家族 父:山田九州男(新派俳優)
娘:瑳峨三智子(女優)
主な作品
映画
浪華悲歌』 / 『祇園の姉妹
現代人』 / 『流れる』 / 『蜘蛛巣城
どん底』 / 『用心棒』 / 『疑惑
ドラマ
赤穂浪士
必殺からくり人』 シリーズ
必殺仕事人』シリーズ
舞台
香華』 / 『たぬき』 / 『女坂』
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山田 五十鈴(やまだ いすず、1917年2月5日 - 2012年7月9日)は、日本女優歌手。本名は山田 美津(やまだ みつ)。愛称は「ベルさん」。

戦前から戦後にかけて活躍した、昭和期を代表する映画女優の1人である。時代劇映画の娘役を経て、溝口健二監督の『祇園の姉妹』で地位を確立。以来、優れた演技力で数多くの名作に出演した。1960年代以降は舞台女優として活動し、水谷八重子杉村春子とともに「三大女優」と呼ばれた[1]。また、テレビドラマ必殺シリーズ』では女元締役を演じて人気を得た。2000年(平成12年)に女優として初めての文化勲章を受章した(ただし、受章辞退者を含めれば杉村春子が初)。これまでに月田一郎滝村和男加藤嘉下元勉との結婚歴がある。女優の嵯峨三智子は月田との間に生まれた娘である。

  1. ^ “貫禄、他の女優を寄せつけず 山田五十鈴さん”. 日本経済新聞. (2012年7月10日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0905I_Q2A710C1000000/ 
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