レポート:第100回「私の履歴書」研究会

2025年5月12日、第100回の例会が開かれた。
講師に国立公文書館館長や富士電機会長などを歴任した加藤丈夫様をお迎えし、記念講演をお願いした。
国立公文書館は、日本政府の歴史的・法的に重要な文書を保管・公開する国の中枢的なアーカイブ機関で、ここに保存の文書は歴史の証拠として永久保存され、将来の市民や研究者がアクセスできるように管理されている。
当日はこれを念頭に「現代史の宝庫としての『私の履歴書』」がテーマでした。
その内容は、過去の文書が歴史的記録(アーカイブス)としての意義を持つには、①内容に歴史的価値があること、②それが容易に閲覧できる仕組みが整っていることが必要だが、吉田氏の取り組みはその要件を満たしている。
その要件とは、以下の内容でした。
1 戦後の国家形成に貢献したあらゆる分野の著名人の事績を取り上げ、それが(結果として)我が国現代史の全貌を俯瞰する貴重な資料となっていること。
(「私の履歴書」の記録対象は政界、官界、経済界、学会、芸術、芸能・スポーツ界等々あらゆる分野のリーダー、約1000人になっている。)
2 登場人物の記述が細部の項目毎に手際よく整理されており、読者・研究者が関心のある項目について検索できるシステムが形成されていること。
(この膨大な資料の活用にはオンラインによる検索が不可欠だが、この資料は吉田氏のホームベージにより、容易に検索できるシステムが整っている。)

私は加藤講師が、私のホームページの記載内容を良く読んでくださり、また、左図のように世界からのアクセスがあることも知っていただいていることに、うれしくて感動してしまいました。(現在100以上の国からアクセスがあります)
これまでに、職業別、テーマ別・世代別など「私の履歴書」のエピソードを研究会の仲間たちの支援で分類し、見易いようにおこなってきました。
これからもこの内容を充実し、若い世代にも繋げることで、私の生き甲斐の再発見となりました。
2025/05/18