美女と才女
エリザベス・テイラー  2 
女優
生年月日1932年2月27日

「ハリウッド黄金時代」(en:Hollywood’s Golden Age) を代表する大女優の一人となった。世界的にもっとも有名な女優の一人であり、優れた演技力、美貌、豪奢な私生活、そして珍しいスミレ色の瞳で知られていた。
『緑園の天使』(1944年)が最初に成功したテイラーの映画出演作品となった。その後、『花嫁の父』(1950年)、『陽のあたる場所』(1951年)、『ジャイアンツ』(1956年)、『熱いトタン屋根の猫』(1958年)、『去年の夏 突然に』(1959年)などに出演している。1960年の『バターフィールド8』でアカデミー主演女優賞を受賞し、『クレオパトラ』(1963年)では主題役を演じ、この作品で共演したリチャード・バートンと結婚した。バートンとの共演作は『バージニア・ウルフなんかこわくない』(1966年)など11本におよび、テイラーはこの『バージニア・ウルフなんかこわくない』で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞している。1970年代半ばからテイラーの映画出演は減っていき、ときおりテレビや舞台に出演するようになった。 テイラーの私生活は、8度の結婚と生命に関わる闘病生活で知られている。
配偶者コンラッド・ヒルトン Jr.(1950年 – 1951年)
マイケル・ワイルディング(1952年 – 1957年)
マイケル・トッド(1957年 – 1958年)
エディ・フィッシャー(1959年 – 1964年)
リチャード・バートン(1964年 – 1974年、1975年 – 1976年)
ジョン・ウォーナー(1976年 – 1982年)
ラリー・フォーテンスキー(1991年 – 1996年)

エリザベス・テイラー
Elizabeth Taylor
Elizabeth Taylor
本名 Elizabeth Rosemond Taylor
生年月日 (1932-02-27) 1932年2月27日
没年月日 (2011-03-23) 2011年3月23日(79歳没)
出生地 イギリスの旗 イギリスロンドン
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ロサンゼルス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1942年 - 2003年
配偶者 コンラッド・ヒルトン Jr.
(1950年 - 1951年)
マイケル・ワイルディング
(1952年 - 1957年)
マイケル・トッド
(1957年 - 1958年)
エディ・フィッシャー
(1959年 - 1964年)
リチャード・バートン
(1964年 - 1974年、1975年 - 1976年)
ジョン・ウォーナー
(1976年 - 1982年)
ラリー・フォーテンスキー
(1991年 - 1996年)
著名な家族 マイケル・ハワード・ワイルディング(長男)
クリストファー・エドワード・ワイルディング(次男)
エリザベス・フランシス・トッド(長女)
マリア・バートン(養女)
主な作品
緑園の天使』(1944年)
若草物語』(1949年)
陽のあたる場所』(1951年)
ジャイアンツ』(1956年)
熱いトタン屋根の猫』(1958年)
バターフィールド8』(1960年)
クレオパトラ』(1963年)
バージニア・ウルフなんかこわくない』(1965年)
 
受賞
アカデミー賞
主演女優賞
1960年バターフィールド8
1966年バージニア・ウルフなんかこわくない
ジーン・ハーショルト友愛賞
1992年
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(女優賞)
1972年『Hammersmith Is Out』
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演女優賞
1966年『パージニア・ウルフなんかこわくない』
AFI賞
生涯功労賞
1993年
英国アカデミー賞
英国女優賞
1966年『バージニア・ウルフなんかこわくない』
フェローシップ賞
1998年
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ドラマ部門)
1959年去年の夏 突然に
特別業績賞
1956年 これまで出演作品における優れた演技に対して
セシル・B・デミル賞
1984年
全米映画俳優組合賞
生涯功労賞
1997年
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
主演女優賞
1966年『バージニア・ウルフなんかこわくない』
テンプレートを表示

エリザベス・テイラーDame Elizabeth Rosemond Taylor, DBE1932年2月27日 - 2011年3月23日[1])は、イギリス出身の女優。少女時代からメトロ・ゴールドウィン・メイヤー (MGM) で子役として映画出演しており、成人後には「ハリウッド黄金時代」(en:Hollywood's Golden Age) を代表する大女優の一人となった。世界的にもっとも有名な女優の一人であり、優れた演技力、美貌、豪奢な私生活、そして珍しいスミレ色ので知られていた。

緑園の天使』(1944年)が最初に成功したテイラーの映画出演作品となった。その後、『花嫁の父』(1950年)、『陽のあたる場所』(1951年)、『ジャイアンツ』(1956年)、『熱いトタン屋根の猫』(1958年)、『去年の夏 突然に』(1959年)などに出演している。1960年の『バターフィールド8』でアカデミー主演女優賞を受賞し、『クレオパトラ』(1963年)では主題役を演じ、この作品で共演したリチャード・バートンと結婚した。バートンとの共演作は『バージニア・ウルフなんかこわくない』(1966年)など11本におよび、テイラーはこの『バージニア・ウルフなんかこわくない』で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞している[2]。1970年代半ばからテイラーの映画出演は減っていき、ときおりテレビや舞台に出演するようになった。

テイラーの私生活は、8度の結婚[3]と生命に関わる闘病生活で知られている。また、1980年代半ばからエイズ撲滅運動を支持し、1985年に米国エイズ研究財団 (en:amfAR, The Foundation for AIDS Research) の創設メンバーの一人となり、1993年にはエリザベス・テイラー・エイズ基金を創設した。大統領メダル (en:Presidential Citizens Medal)、レジオンドヌール勲章ジーン・ハーショルト友愛賞、AFI生涯功労賞 (en:AFI Life Achievement Award) を受賞し、AFIが選定した映画スターベスト100の女優部門では第7位にランクされている。テイラーは長い闘病生活の末、2011年3月に鬱血性心不全のために79歳で死去した。

  1. ^ “エリザベス・テイラー、79歳で死去” (日本語). MTVJAPAN. (2011年3月24日). https://web.archive.org/web/20130114131314/http://www.mtvjapan.com/news/cinema/18924 2011年3月24日閲覧。 
  2. ^ Elizabeth Taylor Wins Best Actress: 1967 Oscars”. Oscars. 2020年12月15日閲覧。
  3. ^ 超巨大ダイヤモンドに衝撃!世界の富豪の婚約指輪8 - Peachy - ライブドアニュース
[ 前のページに戻る ]